やるべき相場とやってならない相場がある

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2017年04月16日

お葬式を行うには通常は2日に分けて行い、最初の日はお通夜で次の日が告別式となります。大抵はお亡くなりになった時刻が午前中だとすると、その日のうちに葬式が開始されることになります。もし午後になると正式な葬式開始は翌日からとなります。

しかしこの2日の予定はいつでもいいわけではなくて、それを行うのにふさわしい相場とそうでない相場があります。そのために具体的なスケジュールの作成はご遺族の独断ですべてを決定することはできません。まずお通夜を行う場合、それをやるにふさわしい相場としては夕方から夜間帯となります。

具体的時刻としては18時から20時までの間くらいとなります。20時くらいよりも遅くなると住職さんを含めて参加開催が難しくなります。また逆に18時くらいよりも早く朝や昼間に行わないのは、文字が示してるように、その儀式自体が夜を通して行う行為だからです。一方で告別式では朝から昼間の14時くらいまでに行われます。夕方や夜間に行われないのは、火葬場の営業時間を過ぎてしまうからです。だから朝10時くらいから昼は遅くとも13時台くらいには開始しなければ間に合わなくなります。またこの儀式ではやってはならない相場があります。それは友引の日となりまして、この日は葬儀屋さんと火葬場が受け付けてくれません。火葬場が休業日だから儀式自体が自動的に行えなくなります。そのためお亡くなりになった日の近辺に友引の日があるとするならば、スケジュールを調整する必要が生じてきます。なお友引の日にお通夜をやること自体は慣習上の行為として特に制限がありません。

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