斎場と葬儀場との違いはいったい何

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2021年05月05日

通夜・お葬式を行う場合、斎場と葬儀場とに名称が分かれることは多いですが、それぞれどのように異なるのでしょうか。一見同じように見えているけれど実は大きな違いがあるため、確認してから利用することが望ましいです。

まず斎場とは元々神式の儀礼をおこなう場所でした。現在では通夜・お葬式を行う場所として知られています。能力によって通夜を行うまで遺体を安置するところや、葬式終了後に遺族が会食や宿泊できる施設も少なくありません。

明治期に伝染病の感染を防ぐために火葬を行うことが定番とされていますが、昭和以降火葬場で通夜などを行える施設が増えてきたことが、斎場と呼ばれる施設の誕生となりました。現在では、火葬場が併設されている葬儀場のことを斎場と呼ぶことが一般化しています。

なお、一部では同じものとして取り扱われていますが、火葬を行えない施設のことを葬儀場と呼ぶこと、火葬場を併設している施設のことを斎場と呼ぶことが正しい方法なので、忘れないでください。斎場には公営・民営が存在しており、利用方法が異なるため、それぞれの自治体のホームページを確認することや、地域で運営されているものの情報をチェックしてから申し込むことが必要です。

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