自分の言葉なら上手でなくてもかまわない葬儀の挨拶

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2017年08月10日

お通夜、翌日の告別式と遺族はその都度参列してくれた人たちに対して感謝の言葉を述べなくてはなりません。忙しい中来てくれる人や、何をおいても真っ先に駆けつけてくれた人に対して感謝するのは当然のことだと言えるかもしれません。

けれども、家族を亡くしたばかりで気が動転しているときに、たくさんの人に気を使い、人前で話しをしなければならないことは精神的にもかなりの負担になってしまいます。ですから、けっして上手な文章にする必要もなく、何か気の利いたことを言わなくてはいけないと考える必要もありません。

自分の言葉で今の気持ちをゆっくりと話せばそれで充分に気持ちは伝わります。お通夜のときは儀式の終了のときに、翌日は告別式が終わって出棺前にお見送りの人も含めて参列者の前で喪主が挨拶するのが一般的となっています。

何を話したら良いかといった基本的なポイントとして、まず話したいことを事前に整理しておくことで実際のときにあわてないで済ませることもできるようです。そして、長すぎないようにすることも必要です。前置きは必要ないので、参列してくれたことや、故人が生前お世話になったお礼を伝えるつもりでいれば良いでしょう。

難しい表現を使わずに、わかりやすい表現を使うようにします。そしていちばんのポイントはゆっくりとした口調です。挨拶の内容は、故人と喪主との関係によっても異なります。喪主が息子の場合と妻の場合ではその内容も違ってきます。

喪主が息子の場合、妻の場合と異なる例文が葬儀社に用意されている場合もあるので、それを参考にすることもできるようです。

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